肥満の子供は危険!?効果的なダイエット方法

小学生から高校生までの子供の肥満率は十人に一人と言われています。
ここ三十年で二倍から三倍に増えています。
男子児童では十五歳、女子児童では十二歳で最も多い肥満出現率が示されています。

肥満の原因として、食生活の変化が大きく影響しています。
魚や肉をバランスの良くとらなくなった結果です。
さらには、食事をとる時間にも原因があります。
近年では子供が食事をとる時間が徐々に遅くなってきています。
親が共働きをするようになり、子供の食事をとる時間にも影響が出ています。
また、就寝時間が遅くなってきていることも原因の一つです。
午後十時以降に就寝する子供の割合は十年前の二倍以上です。
このように生活習慣の乱れにより、肥満のリスクは高まっているのです。

食事に関することだけが原因ではありません。
運動する機会が減ったこともその一つです。
ゲームをして遊ぶことが主流になり、公園で走り回ることが減りました、これにより体力低下を招き、結果肥満増加につながっているのです。

肥満になると、様々な病気のリスクを背負うことになります。
大人と同様子供にもメタボリックシンドロームがあります。
いわゆる内臓脂肪症候群です。
これにより、高血圧や糖尿病などの生活習慣病や動脈硬化になりやすくなります。
最近の研究では、子供の頃の肥満により、大人になってからの心臓、血管の病気で死亡するリスクが高くなると報告されています。

内在的な病気だけでなく、日常生活に支障をきたすような症状も現れてきます。
例えば関節の痛みです。
子供はまだ体が出来上がっていません。
肥満の子供は、そんな状態で関節に過度な負荷がかかることになります。
特に膝には大きな負担がかかります。
膝を痛めることによって、日常生活に支障が出る他、運動もできなくなり、悪循環に陥るのです。

肥満の原因は一つだけではありません。
生活習慣、食事、運動など様々な要因があります。
改善を試みるには多角的な視点で取り組む必要があるのです。

ダイエットに大事なのは食事と運動

では、実際にどういったことをして肥満を解消するのかを解説します。

食事

食事はダイエットで最も重要なものです。
いくら運動してもきちんと食事をしていなければ痩せません。
栄養バランスを考え、そして炭水化物は控えめにし、タンパク質を多めにとります。
多めと言っても、過度な摂取は避け、バランスを心がけてください。
それから、間食は絶対にしないことです。
こまめに食事をすることは、肥満につながります。
朝昼晩の三食以外はとらないようにします。

食事時間の改善

毎日必ず同じ時間に食事を三食とります。
規則正しい時間を体に覚えさせることが重要になります。
寝る前の食事は避けます。
必ず消化する時間をつくらなくてはいけません。
胃に食べ物が残った状態で就寝してはいけません。

食事に関しては、親がきちんと管理してあげるしかありません。
子供のダイエットで大切なことは、親の意識改革にあるといっても過言ではないのです。

運動

運動と言っても負荷が大きな運動はする必要がありません。
子供だけでなく大人でもそうなんですが、負荷をかけすぎてきつくなり続かない、というのがダイエットを断念する大きな原因です。
適度な運動を心がけます。
何をすればいいか悩むかもしれませんが簡単です。
子供たちを公園で遊ばせればいいのです。
子供は新陳代謝がいいので無理に筋力トレーニングなどしなくても、公園で走り回るだけで十分です。

ただ、最近は不審者が多く子供を公園で遊ばせられないと嘆く方もいます。
そういった場合は、親と一緒に歩いて買い物に行くなど日頃の生活の中で動く機会を増やしてあげましょう。
習い事をさせて運動させるなどと、他人任せにしてはいけません。
大切なことは親と子供二人三脚でダイエットをするということです。